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2008年2月18日 (月)

古川家内部

解体する前に以前撮り残した箇所の撮影をしたいと行きましたが、残念ながら既に解体は始まっており、殆ど撮影が出来ない状況でした。

以前の調査の折に、画素数の低いデジカメで、しかもぴんボケだった小宴会室をほんの少しだけ撮影が出来ました。

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8畳ほどの小宴会室ですが、天井が素晴らしかったのです。格天井の1マス毎に天井板の模様を変えて造られていました。

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床の間-落とし掛けは、亀甲竹。壁の若草色も華やかさを演出しています。

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隅の壁は松ビシ模様にカットされ、外部建具の組子模様が美しく浮き出していました。しっかり撮影できた時がこれを見る最後と言うのも悲しいものです。「文責 ma」

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